祐気取り・お水取りの方位の調べ方の具体例 |
1)その時の生まれ年や吉・凶方位やお水取りの吉方位を調べる。 |
祐気取りやお水取りを行う時には、
年・月・日・時間の各九星と十二支を確認しておきます。
気を強く頂く時は、時間の九星も併せます。
トップ頁の「西暦・九星 対照一覧表」より、該当年の中宮欄の九星をクリックします。
・例として、
下記参照、2019年・己亥年・八白土星年を調べて行きます。
|
|
|
2)該当する年の九星盤(年盤)を確認します。 |
・八白土星年の年盤では、寅年・巳年・申年・亥年が該当しますが、
・2019年は己亥年になり、五黄殺方位 : 南西、暗剣殺方位 : 東北、歳破方位 : 巳の方位、左記3方位が大凶方位。
・下記図の右側の一覧表は、各九星の吉方位と本命的殺方位(凶方位)です。
・六白金星生まれの人は、八白土星年亥年の九星盤では吉方位がなく注意して下さい。
|
|
|
3)年の九星盤を確認したら、年・月の「月の九星盤(月盤)」を確認します。 |
・年・月で九星盤が同じになる八白土星月を探します。
※月の九星盤は、各九星の年盤の頁に記載しています。
・月盤で、八白土星が中宮する月は、5月(巳月)が該当し、月の破れ方位「月破」方位が加わります。 |
|
|
4)年・月の凶方位を九星盤で図示すると以下のようになりますが、 |
・下記図で分かるように「年・月」で九星盤が同じになり、五黄殺・暗剣殺は同方位で重なり大凶方位になります。
・「歳破」・「月破」を加えると4方位が凶方位で使えません。
・下記表示で記載していないのは、「日破」の方位と「時破」の方位を以下で確認します。
|
|
|
5)日の九星と時間の九星の調べ方 |
・日の九星は、下記を参考しますが、暦から抜粋したものに分かりやすく加筆しています。
・注意点は、「月替わり」・「陰遁・陽遁の別」・「土用の始まり」・「日の干支」。
・下記から、日の九星が「八白土星」になる日は、7日(辰)・16日(丑)・25日(戌)・28日(丑)になりますが、
・27日から陰遁始まりになり、28日(丑)の時刻の九星の見方が変わることに注意します。
|
※ 上記記載の「陰遁・陽遁」の「始まり」は暦に記載されていますが、目安の時期は下記「時刻の九星」を参考のこと。
|
|
6) 時刻の九星の調べ方について |
・時刻の九星を調べる時の注意点
・「陰遁・陽遁」の期間中の別
・日の十二支
上記の日の九星が八白土星となる日は、7日(辰)・16日(丑)・25日(戌)・28日(丑)の4日間ですが、
陽遁 : 7日(辰)・16日(丑)・25日(戌)
陰遁 : 28日(丑)
具体的に見て行きます。
陽遁の期間中の丑・辰・未・戌の欄から、
下記「時刻の九星」一覧から、陽遁 : 辰(7日)・丑(16日)・戌(25日)の欄から、八白土星を確認します。
八白土星の横列(左側)が時間帯となり、辰の刻(07 : 00〜09 : 00)となります。
辰の刻の時間の破れ「時破」は、西北の戌の方位に「時破」が付きなます。
下記「時刻の九星」一覧から、陰遁 : 丑(28日)の楯列を追い八白土星を確認します。
八白土星の横列(右側)が時間帯となり、未の刻(13 : 00〜15 : 00)となります。
未の刻の時間の破れ「時破」は、東北の丑の方位に「時破」が付きます。
|
|
|
7)以上の1〜6)纏めて確認すると |
・陽遁 : 7日(辰)・16日(丑)・25日(戌)の「日破」と辰の刻の「時破」の各方位は、下記凶方位と重なります。
・陰遁 : 28日(丑)の「日破」方位と未の刻「時破」の方位も下記凶方位と重なります。
以上から、各九星が使える吉方位は、下記一覧の右側の表となります。
※六白金星は、八白土星亥年の祐気取りはないので注意して下さい。 |
|
|