開運方位

  九星の動き・吉凶の調べ方・吉方位の調べ方・祐気取りなど、

  九星の基本
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   相生・相剋
   相生・相剋 早見表

  \相手方
  本命星\      
相生(方位)
最良の相手・吉方位
本命星 生気 退気 比和
一白水星 六白金星
七赤金星
三碧木星
四緑木星
二黒土星 九紫火星 六白金星
七赤金星
八白土星
三碧木星 一白水星 九紫火星 四緑木星
四緑木星 一白水星 九紫火星 三碧木星
五黄土星 九紫火星 六白金星
七赤金星
二黒土星
八白土星
六白金星 二黒土星
八白土星
一白水星 七赤金星
七赤金星 二黒土星
八白土星
一白水星 六白金星
八白土星 九紫火星 六白金星
七赤金星
二黒土星
九紫火星 三碧木星
四緑木星
二黒土星
八白土星
相剋(方位)
最悪の相手・凶方位
 殺気 死気
二黒土星
五黄土星
八白土星
九紫火星
三碧木星
四緑木星
一白水星
六白金星
七赤金星
二黒土星
五黄土星
八白土星
六白金星
七赤金星
二黒土星
五黄土星
八白土星
三碧木星
四緑木星
一白水星
九紫火星 三碧木星
四緑木星
九紫火星 三碧木星
四緑木星
三碧木星
四緑木星
一白水星
一白水星 六白金星
七赤金星


 相生・相剋とは

  各九星同士の相性、九星の相性の良し悪しです。

  1)相生・相剋が影響する人間関係
   ・仕事では、取引先の担当者、職場では上司と部下・同僚などの関係。
   ・家庭では、夫婦・親子・同居する親族などの関係。
   ・プライベートでは、友人・知人・恋愛の相手などの関係。
   ・その他、集団やグループ内での対人関係。

   以上のように大枠で潜れますが、少なからず何らかでの対人関係は生じています。
   人間関係にみる相生・相剋の関係は、対象(者)があるだけに考えれば理解できる範疇だと思いますが、
   方位における相生・相剋の効果の有無や是非は、対象が目に見えないだけに理解しにくいのが一般的だと思います。


  2)相生・相剋の関係は前述したように九星同士(人・方位)の吉・凶を意味します。
    対人関係しかり、利用する方位しかりです。
    対人関係では、自分や相手の運を引き上げたり、引き下げたりします。
    方位は、利用する方位により、上記同様に自分の運を引き上げたり・下げりします。
    活用する方位において、大なり小なり良いことが起きたり、悪いことが続いたりの象意が出ます。
    そのほかでは、凶方位(五黄殺・暗剣殺・歳破・月破・日破)と同様に物品の購入ではないかと思います。
    相生方位で購入した物品は壊れにくい・紛失扮しないとか多く、相剋方位では壊れたり・紛失する傾向が強い。


  3)相生・相剋の効果とは、
   相生は、「生気・退気・比和」の3つからなる吉関係・吉方位です。
   ・生気とは、貴方の運勢を引き立ててくれる相手(方位)となる九星になり、
   ・退気とは、相手の運勢を引き上げる相手(方位)となる九星、生気方より遅く自分へ効果めぐる感じです。
   ・比和とは、同系列の因縁を持つ為、生気・退気より弱く可もなく不可もない九星。
   ・例えば、
    ・生気は、自分の運を盛り上げるので、物事や契約などが順調に事が運びます。
     仕事や組織上のパートナーとして選ぶと良い相手になります。
    ・退気は、相手の運勢を盛り上げるので、人生の伴侶選びに活用すると良い。
     男性が結婚相手を選ぶ時は、自分の九星から見て「生気」となる相手が良い。
     女性が結婚相手を選ぶ時は、相手の星からみて自分の九星が退気となる相手が良い。
    ・比和の相手は、可もなく不可もなく、我が出ると相手の判断を狂わすこともあり、互いに思慮深くあることが大事です。

   相剋の「死気・殺気」は、自分や相手を互いに潰しあう凶・凶方位です
   ・死気は、相手の運を貶める。
   ・殺気は、自分の壊す傾向があり、次第に運を落として行く。
   死気・殺気は、共に互いの運を下げる組み合わせにあり、全ての事柄にあって悪い結果をもたらす要注意の相手(方位)とみる。


  4)吉方位と凶方位、
   吉方位とは、凶方位(五黄殺・暗剣殺・歳破・月破・日破)を除き、相生となる方位です。
   凶方位(五黄殺・暗剣殺・歳破)は万人共通ですが、相生方位や相剋方位は九星ごとに異なるので注意が必要。
   吉方位の探し方は、視認・誤認ミスを減らす為、筆者は消去法を用いています。
   最初に九星盤上で凶方位(五黄殺・暗剣殺・歳破・月破・日破)を色分けなどでチェックし、
   次にチェックが外れた九星から相生の九星(方位)を探します、簡単です。
   相生する方位が無いと時は、凶方位(五黄殺・暗剣殺・歳破・月破・日破)は避けるようにします。
   凶方位(五黄殺・暗剣殺・歳破・月破・日破)のほかで見逃しがちな、本命殺や本命的殺の2方位。


  5)お水取り(祐気取り)などの日時の求め方
   上記4)で前述した方法を活用しますが、
   年盤・月盤・日盤で日を重ねて、消去法で消し込んで行き、相生の方位を探します。
   但し、お水取りは、時間の九星も併せて判断します。

   ※別項参照。

  相生・相剋 図解
相生

良好な関係・吉方位
生気方・退気方・比和方
相剋

悪しき関係・凶方位
殺気方・死気方



   九星盤
   九星・十二支の基本配置と基本象意


  ・九星盤と九星の配置は、運勢の吉・凶や吉・凶方位を判断するときに用います。

  ・九星盤は年・月・日ともに共通ですが、年盤と月盤は陰遁で動き、日盤と時盤は陰遁・陽遁の期間の別で動きが異なります。

  ・運勢を判断する時は、中宮・坎宮は停滞・衰退に傾き、凶神が付いた時は凶運の時、厄年・空亡の凶運の期間が続きます。

  ・各自の吉方や相性は本命星により異なります、確認するには、相生・相剋の欄の「「相生欄 : 生気・退気・比和」を参照。

  ・万人共通の凶方位は、五黄殺・暗剣殺は年・月・日で共通、歳破(年)・月破(月)・日破(日)です。

  ・下記の九星盤(後天盤)は、各九星が中央(中宮)に位置した時の九星の配置を表しています。

   例えば、


   五黄土星が中宮(中央)した時の九星盤が下記の中央の盤です。


   ※ 歳破・月破・日破・時破は、表示していません。

  九星盤の基本配列、及び、各九星が中宮した時の九星の配列を同時表記

順(9)


順(5)


順(7)

順(8)

順(1)

順(3)

順(4)

順(6)

順(2)



  九星の動き、九星と十二支で分かる吉・凶方位
   九星の方位は、毎年・毎月・日々刻々と変わりますが、十二支により「破れ」の方位も変わってきます。
   但し、十二支の位置だけは、変わりません。
   下記に配置した十二支は、定位置になり、歳破・月破・日破・時破を知る上での基準になります。

   年・月の九星は、常に「陰遁」で降順「九紫火星→八白土星→七赤金星→・・・」の順で周ります。
   日・時の九星は、「陰遁・陽遁」の期間の別で九星の周り順が「陰遁(降順)・陽遁(昇順)で変わります。
    ※昇順「一白水星→二黒土星→三碧木星→・・・」の順で周ります。

   以下の一覧は、各九星が中宮した時の九星の配置と十二支の配置を同時に表記しています。
   大枠は中心に「五黄土星」中宮の配置、小枠は「各九星」中宮した時の九星の配置を一覧化したものです。



 九星の並び順は、人差し指・中指・薬指と親指を使ってなぞることで確認できます。
 人差し指・中指・薬指の関節を仕切りとして升目を作り「九星盤」に見立て、1から順番に親指でなぞります。
 親指が覚えるまで毎日暇に任せて繰り返してなぞっていれば、1週間もあれば覚えられるはずです。
 同時に、十二支の順と配置を覚えます。
 例えば、
 一白水星が中宮(中央)に位置する時は、中指の付け根「北(坎宮)に六白金星」・中指の指先「南(離宮)に五黄土星」が来ます。
 以下、説明・手順です。

  左の図は、九星の動きを現したものです。

  指の平の関節を碁盤の目になぞらえます。

  中指の真ん中「1」を起点にした順序の動きを表しています。

  上記の九星盤と比較すれば、動きが同じなのが分かると思います。

  実際には親指の平で「1〜9」までの順をなぞって行きます。
  なぞる順番は変わりません。

  上記の九星後天盤と対比・確認しながら繰り返し行って下さい。

  個人差はありますが、
  10〜30回も繰り返せば指が自然とに反応するはずですが。

  左図は、下記を表示しています。

   ・九星の動きの順番、「1」を起点に動きます

   ・十二支の配置は固定です

   ・方位の配置も固定です。

  中宮する九星を元にして繰り返し練習して下さい。

  指(体感)で覚えます。

  九星盤の星の動きは、年・月・日で同じです。
  十二支の配置も変わりません。
  年・月・日の十二支が分かれば、「破れ」の位置もわかります。



    十二支の配置は、九星盤上で決まっています。
    子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥の順、下記一覧図の北(坎宮)の欄から時計回りで配置されます。
    年・月・日・時の十二支が分かれば、歳破・月破・日破・時破の「破れ」の方位は、対角線に位置されてるので即分かります。
   歳破・月破・日破・時破の元になる十二支の配置

東南(巽宮) : 辰・巳の方位
辰の方位 : 東南東  
巳の方位 : 南南東  

南(離宮) : 午の方位



南西(坤宮) : 未・申の方位
未の方位 : 南南西  
申の方位 : 西南西  

東(震宮) : 卯の方位

西(兌宮) : 酉の方位


東北(艮宮 : 寅・丑の方位
丑の方位 : 北北東   
寅の方位 : 東北東   

北(坎宮) : 子の方位



西北(乾宮) : 戌・亥の方位
戌の方位 : 西北西  
亥の方位 : 北北西  



  各月の「月破(破れ)」の方位(干支)
   毎月の十二支は、12月が子の月、1月が丑の月、2月が寅の月、、、と決まっています。
   月の十二支が分かれば、月破の方位は自ずと分かりますので覚えて下さい。
 
   ※年替わりは、2月立春から始まり、翌年2月節分までを1年とみます。
   ※生まれ年の九星(本命星)も年替わりに従いますので、翌年2月節分までの生まれは同じ九星になります。
  
  月の十二支と月破の方位

二四節句
2月
立春〜
3月
啓蟄
4月
晴明〜
5月
立夏〜
6月
芒種〜
7月
小暑〜
8月
立秋〜
9月
白露〜
10月
寒露〜
11月
立冬〜
12月
大雪〜
1月
小寒〜
月の十二支
月破
詳細方位

西南西

西

西北西

北北西


北北東

東北東


東南東

南南東


南南西
月破方位 南西
(坤宮)
西
(兌宮)
西北
(乾宮)
西北
(乾宮)

(坎宮)
東北
(艮宮)
東北
(艮宮)

(震宮)
東南
(巽宮)
東南
(巽宮)

(離宮)
南西
(坤宮)

   上記一欄表には、「月破詳細方位」と「月破」を載せています。
   正確な角度が取れるなら「月破詳細方位」、そうでないなら「月破方位」をして凶方位と捉えた方が良いと考えています。
   専門的な知識というより、方位を正確に取れるか否かだと考えます。
   方位には、真北と磁北がありますが、どちらを使用するかでも見解が分かれています。
   各九星年ごとの月の九星の並び順

   年と月の九星が陰遁(降順)で廻ると前記しましたが、、以下の通りになります。

   一白水星年の翌年は九紫火星年、九紫火星年の翌年は八白土星年、以下同様になります。

   月の干支は決まっていますが、十干は前記の組み合わせに従いますが、ここでは干支のみを表示しています。

   縦軸が年の九星、横軸が月の九星になります。

   自分の本命星と月命星を調べる時は、縦軸の九星が本命星・横軸の九星が月命星になります。

   自分の本命と月命は書き記しておいて下さい。出来れば、日命も確認しておいて下さい。






   \ 生ま月 
生れ年
\ (干支)
本命)  \   
   
  生まれ月の九星、月命と干支
2月
立春〜
3月
啓蟄
4月
晴明〜
5月
立夏〜
6月
芒種〜
7月
小暑〜
8月
立秋〜
9月
白露〜
10月
寒露〜
11月
立冬〜
12月
大雪〜
1月
小寒〜
九紫火星 五黄 四緑 三碧 二黒 一白 九紫 八白 七赤 六白 五黄 四緑 三碧
八白土星 二黒 一白 九紫 八白 七赤 六白 五黄 四緑 三碧 二黒 一白 九紫
七赤金星 八白 七赤 六白 五黄 四緑 三碧 二黒 一白 九紫 八白 七赤 六白
六白金星 五黄 四緑 三碧 二黒 一白 九紫 八白 七赤 六白 五黄 四緑 三碧
五黄土星 二黒 一白 九紫 八白 七赤 六白 五黄 四緑 三碧 二黒 一白 九紫
四緑木星 八白 七赤 六白 五黄 四緑 三碧 二黒 一白 九紫 八白 七赤 六白
三碧木星 五黄 四緑 三碧 二黒 一白 九紫 八白 七赤 六白 五黄 四緑 三碧
二黒土星 二黒 一白 九紫 八白 七赤 六白 五黄 四緑 三碧 二黒 一白 九紫
一白水星 八白 七赤 六白 五黄 四緑 三碧 二黒 一白 九紫 八白 七赤 六白



   以上までを理解されたら、上記の「九星の動き、九星と十二支で分かる吉・凶方位」を参考にして下さい。







   時刻の九星
  時刻の九星 一覧表
陰 遁 陰遁・陽遁

別に注意
陽 遁
陰遁始まり :
5・ 6月頃 〜 11・12月頃
陽遁始まり
11・12月頃 〜  5・6月頃
日の干支





日の干支




































時刻の干支

時間帯
三碧木星 六白金星 九紫火星
23:00〜01:00
七赤金星 四緑木星 一白水星
二黒土星 五黄土星 八白土星
01:00〜03:00
八白土星 五黄土星 二黒土星
一白水星 四緑木星 七赤金星
03:00〜05:00
九紫火星 六白金星 三碧木星
九紫火星 三碧木星 六白金星
05:00〜07:00
一白水星 七赤金星 四緑木星
八白土星 二黒土星 五黄土星
07:00〜09:00
二黒土星 八白土星 五黄土星
七赤金星 一白水星 四緑木星
09:00〜11:00
三碧木星 九紫火星 六白金星
六白金星 九紫火星 三碧木星
11:00〜13:00
四緑木星 一白水星 七赤金星
五黄土星 八白土星 二黒土星
13:00〜15:00
五黄土星 二黒土星 八白土星
四緑木星 七赤金星 一白水星
15:00〜17:00
六白金星 三碧木星 九紫火星
三碧木星 六白金星 九紫火星
17:00〜19:00
七赤金星 四緑木星 一白水星
二黒土星 五黄土星 八白土星
19:00〜21:00
八白土星 五黄土星 二黒土星
一白水星 四緑木星 七赤金星
21:00〜23:00
九紫火星 六白金星 三碧木星


  時刻の九星の活用例

   基本的な使い方として、年・月・日で合わせて行くのが最善ですが、年に数回しかない時間帯を仕事などに選ぶのはまず不可能です。

   年の凶方位を避け、月の吉方位において「月・日・時間」を合わせるなら使い勝手は多少あがります。

    ・大事な場面において、厳格に物事を進めたい時などに用いることが多い。

    ・商談や契約ごとなどに用いる

    ・祐気取りの一つ「お水取り」に活用されるのが一般的だと思います。

    ※「お水取り」が可能な月は、通常1ヶ月/12ケ月のうちの数日しか無いので。やはり頻繁に使うものではありません。

    ※祐気取り(お水取り)については、各九星年の頁を参照のこと。


   時刻の九星の調べ方

   1)予め確認しておくこと。

    1-1) 日の十二支

    1-2) 陰遁・陽遁の期間中の別。

      ※ 陰遁始まり :  5月頃、暦の暦注欄に記載、日の九星が降順に切り替わる。

      ※ 陽遁始まり : 11月頃、暦の暦注欄に記載、日の九星が昇順に切り替わる。

   2) 下記、時刻の九星 一覧表を参照。

    2-1) 陰遁期間中であれば陰遁欄、陽遁期間中であれば陽遁欄を見ます。

    2-2) 上記の欄より、日の十二支が該当する縦欄を追うと、時間の九星が確認できます。

    2-3) 九星の横列に「時間帯」を記載しています。


   注)時刻は、住む場所により標準時間との誤差が生じます。

      参照 : 日本標準時間  ・ 日本標準時

   ※お水取りは、「年・月・日・時間」で九星盤が全て同じ盤になる日の吉方位へ出向き執り行います。

   ※代替え時間を求める時は、相生・相剋を参考のこと。

  時刻の九星の調べ方


 左記は、年・月・日・時間で四緑木星が重なる時間帯を調べた例です。

 以下、確認の手順にです。

 1、日の十二支を確認しておきます。

 2、陰遁・陽遁の何れかの期間中なのかを確認します。

 3、陰遁・陽遁欄の別から、該当する干支の縦蘭を確認します。

 4、縦欄から求める九星を確認し、横列で時間帯を確認します。

 5、以上で、年・月・日からの九星が揃う時間を確認できます。

  ※時間帯の十二支に注意、「時破」が該当するときがあります。

  ※「時破」は、十二支の対角線上に付く凶神です。

  ※「時破」の影響は、6時間前後と短時間とされています。
    気にする・気にしないの双方お見解があります。



  


  万人共通の衰運とされる期間

  中宮年

   ・本命星が、真ん中の中宮に入った年を言いますが、
    運勢的には、何をやってもうまくことがが運ばない、往々にして失敗しがち、つまり「八方塞がり運」の年、
    新規を慎み、充電期間と割り切って1年を乗り越えるのが賢明な年です。

  坎宮同会年

   ・本命星が、北の坎宮に入った年。
    坎宮に入った年は、別名「小厄」の年とされ、大病を患ったり・困窮に陥る年、
    坎宮に入る前年は、本命星が離宮に同会し絶頂を向けた年、頂上から奈落に落ちる勢いもあり要注意。

  空 亡

  ・空亡は、別名「 天中殺」 とも言い、天の加護が無い期間とされている。
  ・12年1度2年間2年続き、毎年該当する2ヶ月間がある。
   最初は好調に思えても、些細な失態を重ね、最後には取り返しが付かなくなる。
   つまり、スムーズに決着しない取り返しのつない大失態や倒産、離婚などに行き着く。
   空亡の期間中は、新たな取り組み・新規事業・法人設立・婚姻・転居・移転などを避ける。
   新規の事柄を行っはいけない時期。
   ※空亡の期間の割り出し方 : 別項参照


  厄 年


  ・厄年は、前厄・本厄・後厄の3年間続きます。


厄年年齢一覧表
男性の厄年の年齢 女性の厄年の年齢
前厄 本厄 後厄 前厄 本厄 後厄
24歳
(満23歳)
25歳
(満24歳)
26歳
(満25歳)
18歳
(満17歳)
19歳
(満18歳)
20歳
(満19歳)
41歳
(満40歳)
42歳
(満41歳)
43歳
(満42歳)
32歳
(満30歳)
33歳
(満32歳)
34歳
(満33歳)
60歳
(満59歳)
61歳
(満60歳)
62歳
(満61歳)
36歳
(満35歳)
37歳
(満36歳)
38歳
(満37歳)



  ・生命(大病や大怪我など)・財産に関わるトラブルが多い。

  ・命と引き換えに大金を掴むこともがあるが、総じて失うか新たな災いを呼び込む。

   ※ 五黄殺・暗剣殺の凶作用を併せ持った事象に遭遇す期間。


  神社でお祓い(御祈祷:厄除け・厄払い)をすることで、不思議と小難に済むことが多い。


  時期的には、本命星が、中宮・艮宮・坤宮・坎宮に入った年が該当する年が多い。

  本命星が坎宮(北)に入った年を小厄といい、困窮・病気に要警戒年となる。

  人生の節目にあたる厄年は、男性:42歳(満41歳) ・女性:33歳(満32歳)、命に関わることもあり要注意です。


   注1) 厄年の年齢は、数え年で見ます。※数え年は、満年齢+1歳です

   注2) 厄年の期間は、前厄・本厄・後厄と前後3年間続く。

   注3) 命に関わるような事故や怪我・病気などが起こりやすい時期。


  ※一切成就の祓い

    極めて汚濁き事も滞りなければ穢濁きはあらじ、内外の玉垣清しと浄しと白す。

    きわめて きたなきことも たまりなければ きたなきは あらじ うちとの たまがき きよしときよしと もうす。

    注釈)

    極めて汚いことも、そこに滞るから汚いのであって、厄が滞ることがなかったら、世の中に罪・穢れ・災いなどがなくなりきれになる。


  土 用


   土用の日は1年に4回あり、立春 ・ 立夏 ・ 立秋 ・ 立冬 の前約18日間を逆算します。

   季節ごとの土用について、十二支の日で決まっています。


   土用の期間中は、移転・転居・土起こし・建築などをしない。

   また、祐気取り(方位取り・お水取り)などは避ける期間とされています。


  土 用(毎年・年4回)  ※ 別項参照
季 節 始まりの干支 土用の入りの目安 節入りの前まで
立 春 巳・午・酉 1月17日頃〜 〜 2月 4日頃迄
立 夏 卯・辰・申 4月17日頃〜 〜 5月 5日頃迄
立 秋 未・酉・亥 7月20日頃〜 〜 8月 7日頃迄
立 冬 卯・巳・寅 10月20日頃〜 〜11月 7日頃迄

   ※土用の間日(まび)は、土用の期間の中で特別に設けられた日。

     土用中は忌む、土を動かす作業をしても問題ないとされているが、ご都合主義的な設定に注意。





 
  三大凶方位・五大凶方位 

  三大凶方位(は、万人共通の凶方位、五黄殺方位・暗剣殺方位・歳破方位の3方位。
  五大凶方位は、五黄殺・暗剣殺・歳破の各方位に、本命星ごとに異なる+本命殺方位・本命的殺方位を加えた方位。

  各自の九星により異なる方位として本命殺方位・本命的殺方位を合わせて五大凶方位とされ、いづれも万人共通の凶方位です。

  補足、

  本命星が、「中宮同会年・坎宮同会・空亡・厄年・土用」を参照。
  五黄殺・暗剣殺 の方位は、年・月・日・時間に共通する大凶方位

  五黄殺

  全ての事柄に大凶方位、自ら災禍を招く事が多い。

  ※五黄土星が位置する方位。

  ※年・月・日ともに共通の凶方位。

  暗剣殺

  五黄殺と同様に大凶方位。

  暗闇から剣と書いて暗剣殺、他動的に突発的に巻き込まれる災禍。

  運勢では、他動的な事件・事故に巻きまれやすい期間で要注意となる。

  ※常に五黄土星の対角線上に位置する方位。
  歳破・月破・日破・時破 は、年・月・日・時の干支による「破れ」の凶方位


  歳破(年) ・月破(月)・ 日破(日) ・時破 (時)の破れ

  何れも凶方位です。

  本命星に「破れ」が付いた時は注意すべき時(期間)。

  年盤で歳破が付いた年は、1年を通して注意します。

  自らその事柄を破るとする方位、五黄殺の作用に似ています。


  「破れ」は、十二支の配置により方位が決まります。

  年・月・日・時の干支の対角線に「破れ」が付きます。

  破れの配置の例、


  卯年は、酉(西・三碧木星)に歳破。


  酉の月は、東(卯・八白土星)月破 。

   本命殺・本命的殺 は、年・月・日・時に共通する凶方位

  本命殺・本命的殺

  年・月・日に共通する凶方位。

  名誉の失墜・目的の未達・精神的な影響など。

  本 命 殺  :自分の本命がいる方位

  本命的殺  :自分の本命星がいる反対の方位。


 相生方位に注意

  七赤金星と二黒土星は、互いに相生の吉方位になります。

  七赤金星の人が、二黒土星(西)を用いると本命的殺、戻って本命殺。

  二黒土星の人が、七赤金星(東)を用いると本命的殺、戻って本命殺。





   空亡の時期の求め方

   空亡は、天中殺とも言います。


   空亡の期間中は、何事においても天恵や天の助けが無いされる期間です。


   この期間中に始めたことは、ほとんどのことが徒労に終わったり失敗に終わる、最悪は倒産や破産に至ることが多いことです。


   人生の大きな落とし穴とされる時期、これが空亡=天中殺、神仏の加護が無いとされる所以です。

   新規に始める事柄としては、契約ごと署名押印が伴う全ての行為です。

    ・個人は、就職・転職・結婚・転居・新居購入・金融口座開設など。

    ・法人は、、商談・開業・契約・事務所移転など。

   凶年・凶方位・厄年など以上に注意を払うべき期間になります。

   空亡は、12年間のうちに2年連続で続きで廻って来ますので、必ず調べて確認をを忘れないようして下さい。

   また、1年の内にも2ヶ月連続で廻ってくる月は、1年12ヶ月の中で物事が結果を伴わないことが多い月でもあります。

   自分の空亡の時期を調べ方は、下記の「基数表」→「空亡の干支番号表」の順になります。


  下記の「生れ年と生れ月」の基数表


   1)自分の生まれ年(縦列)と生れ月(横列)が交差する箇所の数値(基数)を拾います。


   2)この基数+誕生日=値 


     ※値が61以上の時は、60を引いた数字、


       例 : 61−60=1(値)


        「生れ年と生れ月」の基数表





   3)上記で求めた「値」を下段の「空亡の干支番号表の値」で該当する欄に記載された右欄が空亡の時期となります。


     例えば、


     上記2)の値が、「 1〜10」までなら、右欄の「戌年と亥年・毎年10月と11月・戌と亥の日」が空亡時期なります。


     空亡の期間は、


     年では「戌年と亥年」の2年間続き、月では「毎年10月と11月」の2ヶ月が続き、日では「戌と亥の日」が空亡の期間に該当。


     この期間は、天恵がない年・月・日となり、新規の事柄は全て慎むのが賢明な時期です、お忘れ無きよう。。。



  空亡の干支番号表(左欄)、年・月・日の空亡の期間(右欄)
  空亡(天中殺):年・月・日の干支
1〜10   戌年と亥年 ・ 毎年10月と11月 ・ 戌と亥の日
1.甲子 2.乙丑 3.丙寅 4.丁卯 5.戊辰
6.己巳 7.庚午 8.辛未 9.壬申 10.癸酉
11〜20   申年と酉年 ・ 毎年 8月と 9月 ・ 申と酉の日
11.甲戌 12.乙亥 13.丙子 14.丁丑 15.戊寅
16.己卯 17.庚辰 18.辛巳 19.壬午 20.癸未
21〜30   午年と未年 ・ 毎年 6月と 7月 ・ 午と未の日
21.甲申 22.乙酉 23.丙戌 24.丁亥 25.戊子
26.己丑 27.庚寅 28.辛卯 29.壬辰 30.癸巳
31〜40   辰年と巳年 ・ 毎年 4月辰と 5月 ・ 辰と巳の日
31.甲午 32.乙未 33.丙申 34.丁酉 35.戊戌
36.己亥 37.庚子 38.辛丑 39.壬寅 40.癸卯
41〜50   寅年と卯年 ・ 毎年 2月と 3月 ・ 寅と卯の日
41.甲辰 42.乙巳 43.丙午 44.丁未 45.戊申
46.己酉 47.庚戌 48.辛亥 49.壬子 50.癸丑
51〜60   子年と丑年 ・ 毎年12月と1月 ・ 子と丑の日
51.甲申 52.乙卯 53.丙辰 54.丁巳 55.戊午
56.己未 57.庚申 58.辛酉 59.壬戌 60.癸亥

  気と方災
  気が定着する日数
45日
 ・気そのものには、吉凶の別なく、相生・相剋や吉神・凶神の象意が現れる。

 ・気は、良くも悪しくも「45日」で付くと云われています。

 ・吉方位へ転居等を行った時は、最初の45日間は必ず23時迄に帰宅します。

 ・吉方位へ転居した時は、最初の45日間は外泊や旅行なども避けます。

 ・転居の場合は、約半年間は、23時迄の帰宅と外泊は慎んだほう良い。

 ・良い気を得るには、相生の方位を活用します。
  方災が及ぶ期間
年(盤)の凶方位 : 50年
 五黄殺・暗剣殺などの凶方位を犯した時に及ぶ災いの期間。

 方災とは、凶方位を用いたことから起こる災禍をいいます。

 ・年や月の五黄殺・暗剣殺・破れ(歳破・月破)を用いたあとに必ず具現化される災い。

 ・相剋(殺気・死気)の方位を用いても出ます。

 ・定位対中の方位も出てきます。 但し、用いる・用いないの見解があります。


 具体的には

  ・転居や海外旅行が、気の影響を受けやすい。

  ・災禍は、仕事・事故・病気・様々なトラブルなど多種多様です。

  ・五黄殺は自ら壊すの象意から癌になるケースが多いようです。

  ・暗剣殺方位を用いると、他動的な事故や事件に巻き込まれるケースが多い。
月(盤)の凶方位 :  5年
日(盤)の凶方位 : 50日


   九星・十二支・十干の読み・配置・五行・方位・八卦・傾斜

  九星の読み・配置・五行・方位・八卦・傾斜


  本命星(生まれ年)の九星は、西暦/九星年 対照を参照。

  1月生まれの人は、2月3日までが、前年の九星となり、翌年の九星年れにはなりません。


   九星の読み・配置・五行・方位・八卦・傾斜

























 





































































 き






五行
方位 南西 東南 中央 西北 西 東北
八卦
傾斜



















 
























 
















   十二支(読み・方角・時間帯・月・月破方位)


   毎月の干支は、九紫火星年から一白水星年まで、各年とも同じです。

   毎月の十二支から分かることは、その月の「月破」の方位になります。

   十二支の年月は、空亡の期間とも関係します。

   新年度は、2月 4日頃(寅月・立春)から始まり、翌年2月 3日頃(節分)迄を1年とします。


   十二支(読み・方角・時間帯・月・月破方位)
10 11 12
干支
よみ うし とら たつ うま ひつじ さる とり いぬ
方位 北北東 東北東 東南東 南南東 南南西 西南西 西 西北西 北北西
月破 南南西 西南西 西 西北西 北北西 北北東 東北東 東南東 南南東
12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月
時刻 23-01 01-03 03-05 05-07 07-09 09-11 11-13 13-15 15-17 17-19 19-21 21-23



  
   十干 (じっかん)


  十 干 (じっかん)
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
十干








































五行
五星 木星 木星 火星 火星 土星 土星 金星 金星 水星 水星
五方 西 西
陰陽
二四方 75度 105度 165度 195度 255度 285度 345度 15度
西暦年下一桁
(年の十干)
MJD下一桁
(日の十干)




    十干・十二支の組合せ


    十干(じっかん)は10年で一巡し、十二支は12年で一巡します。

    十干と十二支の組み合わせは、60年で一巡します。

    マス内の上段は並び順、下段の左側 : 十干、右側 : 十二支の組み合わせです。

    例えば、

    1番=甲(きのえ)子(ね)、2番=乙(きのと)丑(うし」の順、以下3〜60番までの順の組み合わせになります。

     ※「十干」・「十二支」の読みは、前項を参照。


   十干・十二支の組合せ
10 11 12
甲子 乙丑 丙寅 丁卯 戊辰 己巳 庚午 辛未 壬申 癸酉 甲戌 乙亥
13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24
丙子 丁丑 戊寅 己卯 庚辰 辛巳 壬午 癸未 甲申 乙酉 丙戌 丁亥
25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36
戊子 己丑 庚寅 辛卯 壬辰 癸巳 甲午 乙未 丙申 丁酉 戊戌 己亥
37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48
庚子 辛丑 壬寅 癸卯 甲辰 乙巳 丙午 丁未 戊申 己酉 庚戌 辛亥
49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60
壬子 癸丑 甲寅 乙卯 丙辰 丁己 戊午 己未 庚申 辛酉 壬戌 癸亥








   暦注、吉日「天赦日・一粒万倍日」の導き出し方

   暦注にみる吉日、「一粒万倍万倍日」・「天赦日」の導き出し方。

   宝くじ・Big・Loto など売り場や広告など、「一粒万倍日」や「天赦日」に購入すると当たるとされる吉日です。


   天赦日の導き出し方  ※読み : てんしゃにち・てんしゃび

   天が赦(ゆる)すと言う字のごとく極上の大吉日、婚礼などに良いとされる。

   2020年 該当日 : 1月22日・2月5日・4月5日・6月20日・9月2日・11月1日・11月17日

   季節    十干十二支 ※十干十二支より該当する日
   ・立春( 2月)から立夏( 5月)の前日まで     戊寅(つちのえ とら)
   ・立夏( 5月)から立秋( 8月)の前日まで     甲午(きのえ うま)
   ・立秋( 8月)から立冬(11月)の前日まで      戊申(つちのえ さる)
   ・立冬(11月)から立春( 2月)の前日まで     甲子(きのえ ね)


   一粒万倍日の導き出し方   ※読み : いちりゅうまんぱいび

  一粒の籾が万倍もの稲穂に増えるという意味から、何事を始めるのにも良い人されている。
  種まきから、人に物を出す方に利があるとされ、投資や物を買い取るは、人に支払いを行うことで大利ありとされている。
  逆に、人から物を受けることは凶とされ、人から物を借りたり借金などは苦労が重なる・増えるととされている。

  ※節切りに注意。

二四節句
2月
立春〜
3月
啓蟄
4月
晴明〜
5月
立夏〜
6月
芒種〜
7月
小暑〜
8月
立秋〜
9月
白露〜
10月
寒露〜
11月
立冬〜
12月
大雪〜
1月
小寒〜
日の十二支


 
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