開運さんぽ

  厄年、病気・怪我・事故など何かとトラブルに見舞われやすいのが厄年の期間。

   空亡、順風漫歩な時ほど気を付けたい運勢の落とし穴、新規の事柄を始めないのが最良な時期。

厄年と空亡  

 1)厄年・天中殺(空亡)の期間

  運勢が良くない年の見方としては、
 
  1)中宮年・坎宮年・歳破や月破が付いた年、前頁「凶方位と相剋」を参照のこと。

  2)厄年の3年間

  3)空亡の2年間、見落としがちな毎年ある2ヶ月。


 2)厄年

  厄年は、前厄・本厄・後厄の3年間続きます。
  自然と悪いことが続きがちですが、偶発的な事故・トラブルに巻き込まれたり、怪我や大病を患うこともあります。
  稀に良いことが有った時は、その裏返しの作用が強く出ます。
  生の岐路に関わること大事に至らなければ幸いと思います。
  例えば。
  命と引き換えに何か(大金)を得ることも稀にありますが、人生を狂わすことにもなりえます。

  時期的には、
  本命星が、中宮・艮宮・坤宮・坎宮に入った年が該当する年が多い。
  また、本命星が坎宮(北)に入った年を小厄といい、要注意年になります。

  厄年を迷信ととらえるか、人それぞれです。
  厄年にあたる3年間は、新年早々に厄払いを勧めます。
  お祓いは、神社でお祓い(御祈祷:厄除け・厄払い)をお願いします。

  人生の節目にあたる厄年は、命に関わることもあり要注意です。
   男性:42歳(満41歳) ・女性:33歳(満32歳)、

  ※一切成就の祓い
  極めて汚濁き事も (きわめて きたなきことも)
  滞りなければ穢濁きはあらじ (たまりなければ きたなきは あらじ)
  内外の玉垣清しと浄しと白す (うちとの たまがき きよしときよしと もうす)

  注釈)
  極めて汚いことも、そこに滞るから汚いのであって、
  厄が滞ることがなかったら
  世の中に罪・穢れ・災いなどがなくなりきれになる。


  厄年年齢一覧表( *1 ・ *2   )
  男性の厄年の年齢
前厄 本厄 後厄
24歳
(満23歳)
25歳
(満24歳)
26歳
(満25歳)
41歳
(満40歳)
42歳
(満41歳)
43歳
(満42歳)
60歳
(満59歳)
61歳
(満60歳)
62歳
(満61歳)
  女性の厄年の年齢
前厄 本厄 後厄
18歳
(満17歳)
19歳
(満18歳)
20歳
(満19歳)
32歳
(満30歳)
33歳
(満32歳)
34歳
(満33歳)
36歳
(満35歳)
37歳
(満36歳)
38歳
(満37歳)
 *3:年齢は、数え年で見ますが、満年齢を併記しました。

 *4:数え年は、満年齢+1歳です。


 3) 空亡(天中殺)

  空亡、天中殺とも言います、

  空亡(天中殺)は、12年間のうちに2年間続きます。
  また、毎年2ヶ月間まわってきます。
  この期間は、新規を避け現状を守ることに終始し、空亡が空けるのを待つ。
  ただ空けるのを待つのではなく、基盤を充実させることに努力しておくことが、
  空亡明けの飛躍につながるはずです。

  空亡(天中殺)の期間中は、一般的に天恵・天助がない時とされ、新規に物事を始めない方が良いとする期間です

  つまり、この期間中に始めた事柄は、ほとんどといっても過言ではなく、後々に良い結果をもたらさない。必ず、失敗に終わる
  この期間中に始めたことは、ほとんどのことが徒労に終わる、悪くすれば失敗に終わることが多いことです。
  新規に始める事柄とは、新たなビジネス(商談)・開業・就職・転職・結婚・新居・新築・購入・恋愛など。

  物事が順風漫歩な時期、こうしいた時期には無意識にも過信に陥りやすい。
  人生の大きな落とし穴、これが空亡=天中殺、神仏の加護が無いとされる期間です。

  空亡(天中殺)の時期は、以下の方法で簡単に割り出せます。
  空亡(天中殺)の時期の割り出し方


  最初に、下記「生まれ月の基数表」から、

  自分の生まれ年(縦列)と生れ月(横列)が交差する箇所の数値(基数)を拾います。


  この基数+誕生日(日)=「値」から、「干支番号表(上記)」の「値」欄で照会します。

  もし、値が60を超えている時は、「−60」を引いた数値が「値」になります。

  例えば、「値」が61だとします。

  この時は、61−60=「1」が値になり、干支番号表では「1〜10」の欄から、

  空亡の時期は、「戌年と亥年」・「10月と11月」・「戌と亥の日」が空亡に該当します。


  空亡の時期は、干支の周回と同じく12年1度、2年続きで周って来ます。

  毎年1年を通しても、2ヶ月周って来ます。

  この時期に始めた事柄は、結果的には全てが無に帰します。

  最初は順調に進んでいるように思われても、結果、取り返しのつかない失敗に終わる。

  事業・結婚・転居・移転・そのほか、新規に取り組む全てと考えます。

  特に、年と月で空亡が重なる時などは、構えて新規を取り組まないことが大事となります。


  生まれ月の基数表


 
 干支番号表


  空亡(天中殺):年・月・日の干支 
1〜10
  戌年と年 ・ 毎年10月と11月 ・ 戌と亥の日
1.甲子 2.乙丑 3.丙寅 4.丁卯 5.戊辰
6.己巳 7.庚午 8.辛未 9.壬申 10.癸酉
11〜20
  申年と年 ・ 毎年 8月と 9月 ・ の日
11.甲戌 12.乙亥 13.丙子 14.丁丑 15.戊寅
16.己卯 17.庚辰 18.辛巳 19.壬午 20.癸未
21〜30
  午年と年 ・ 毎年 6月と 7月 ・ 午と未の日
21.甲申 22.乙酉 23.丙戌 24.丁亥 25.戊子
26.己丑 27.庚寅 28.辛卯 29.壬辰 30.癸巳
31〜40
  辰年と年 ・ 毎年45月 ・ 辰と巳の日
31.甲午 32.乙未 33.丙申 34.丁酉 35.戊戌
36.己亥 37.庚子 38.辛丑 39.壬寅 40.癸卯
41〜50
  寅年と年 ・ 毎年2月と3月 ・ 寅と卯の日
41.甲辰 42.乙巳 43.丙午 44.丁未 45.戊申
46.己酉 47.庚戌 48.辛亥 49.壬子 50.癸丑
51〜60
  子年と年 ・ 毎年12月と1 ・ 子と丑の日
51.甲申 52.乙卯 53.丙辰 54.丁巳 55.戊午
56.己未 57.庚申 58.辛酉 59.壬戌 60.癸亥



 参拝も旅行も、年・月の吉方位へ出掛けると良い。
 西暦・九星 対照  九星 年盤・月盤・他  神社・神棚  全国一宮  九星の基本
 西暦・九星 対照  九紫火星(年)  参拝・作法  北海道  九星の基本
 西暦対照の見方  八白土星(年)  神棚  東 北  相生・相剋

 七赤金星(年)  神社の区分  関 東  吉凶方位

 六白金星(年)
 甲信越  厄年・空乏

 五黄土星(年)
 東 海  方位の見方

 四緑木星(年)
 近 畿  時刻の九星

 三碧木星(年)
 山陰・山陽

 二黒土星(年)
 四 国

 一白水星(年)
 九 州



 沖 縄


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