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相生相剋 |
相生・相剋=吉・凶 を言います。
凶方位は、「五黄殺・暗剣殺・歳破・本命殺・本命的殺」だけではなく、相剋関係にある九星があります。
相生の生気とは、貴方の運勢を引き立ててくれる相手になり、
退気とは、相手の運勢を引き上げる相手の九星、
比和とは、可もなく不可もない九星。
相剋の殺気とは、貴方の運勢を潰す九星となり、殺気とは壊す九星。
例えば、
・生気は、自分の運を盛り上げるので、物事や契約などが順調に事が運びます。
仕事や組織上のパートナーとして選ぶと良い相手になります。
・退気は、相手の運勢を盛り上げるので、人生の伴侶選びに活用すると良い。
男性が結婚相手を選ぶ時は、自分の九星から見て「生気」となる相手が良い。
女性が結婚相手を選ぶ時は、相手の星からみて自分の九星が退気となる相手が良い。
・比和の相手は、可もなく不可もなく、相手の判断を狂わすこともあるので、互いに思慮深くあることが大事です。
・死気は、相手の運を貶める。
・殺気は、自分の壊す傾向があり、次第に運を落として行く。
死気・生気は、共に互いの運を下げる組み合わせにあり、全ての事柄にあって要注意の相手となる。
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本命星から診た
( 自 分 ) |
最良の相手と方位(相生) |
最悪の相手と方位(相剋) |
本命星 |
生気
(最良) |
退気 |
比和 |
殺気 |
死気
(最悪) |
一白水星 |
六白金星
七赤金星 |
三碧木星
四緑木星 |
― |
二黒土星
五黄土星
八白土星 |
九紫火星 |
二黒土星 |
九紫火星 |
六白金星
七赤金星 |
八白土星 |
三碧木星
四緑木星 |
一白水星 |
三碧木星 |
一白水星 |
九紫火星 |
四緑木星 |
六白金星
七赤金星 |
二黒土星
五黄土星
八白土星 |
四緑木星 |
一白水星 |
九紫火星 |
三碧木星 |
六白金星
七赤金星 |
二黒土星
五黄土星
八白土星 |
五黄土星 |
九紫火星 |
六白金星
七赤金星 |
二黒土星
八白土星 |
三碧木星
四緑木星 |
一白水星 |
六白金星 |
二黒土星
八白土星 |
一白水星 |
七赤金星 |
九紫火星 |
三碧木星
四緑木星 |
七赤金星 |
二黒土星
八白土星 |
一白水星 |
六白金星 |
九紫火星 |
三碧木星
四緑木星 |
八白土星 |
九紫火星 |
六白金星
七赤金星 |
二黒土星 |
三碧木星
四緑木星 |
一白水星 |
九紫火星 |
三碧木星
四緑木星 |
二黒土星
八白土星 |
― |
一白水星 |
六白金星
七赤金星 |
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相生・相剋の図関 |
悪しき関係 |
良好な関係 |
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自分と人間関係
・上司部下・取引先(担当者)・友人知人
・親子・兄弟姉妹・夫婦など。
・旅行・転居(引っ越し)・移転(会社・事務所など)
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自分
(本命星) |
← 生気(死気)
退気(殺気) →
=比和=
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相 手
旅行先
転居先
移転先 |
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方災を避ける為の「 凶 」の5パターン、年・月・日共に共通。 |
1) 九星盤から判断する停滞(中宮)・衰運(小厄)は万人共通 (運勢) |
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中宮年(中央) :
・本命星が中央(中宮)に入った時をさします。
・八方塞がり運、
何事も停滞・衰運する年で新規の事柄の着手は控える。
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坎宮年(北・子の方位):
・本命星が北の坎宮に入った時
・小厄といい、
病気・困窮・各種トラブルなどに困難辛苦の要警戒年。
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2) 五黄土星の配置で決まる五黄殺・暗剣殺 (運勢※・凶方位) |
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五黄殺( 方位 ) :
・五黄土星が位置する方位。
・全ての事柄に対し大凶の方位、自ら災禍を招く。
暗剣殺(運勢・方位) :
・五黄土星の対角線上の位置
・暗闇から剣と書いて暗剣殺。
・五黄殺と同様の大凶方位。
・他動的・突発的にトラブルや事故に巻き込まれる大凶方位。
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3) 干支の配置により決まる「破れ」方位、歳破・月破・日破 (運勢・凶方位) |
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歳破 :年の干支の方位の対角線上
月破 :月の干支の 同上
日破 :日の干支の 同上。
・自らその事柄を破るとする方位。
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4) 本命星により異なる凶方位、本命殺・本命星的殺(年・月・日に共通) |
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本 命 殺 :自分の本命がいる方位
本命的殺 :自分の本命星がいる反対の方位。
・名誉の失墜・目的の未達・精神的な影響など。
相生方位に注意
七赤金星と二黒土星は、互いに相生の吉方位になります。
七赤金星の人が、二黒土星(西)を用いると本命的殺、
戻って本命殺。
二黒土星の人が、七赤金星(東)を用いると本命的殺、
戻って本命殺。
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5) 相剋の方位 |
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相剋の方位 : 上記を参照
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吉凶方位を用いた時に、「気」が付くまでの期間(年限) |
気 |
・気そのものには、吉凶の別なく、相生・相剋や吉神・凶神の象意が現れる。
・気は、良くも悪しくも「45日」で付くと云われています。
・吉方位へ転居等を行った時は、最初の45日間は必ず23時迄に帰宅します。
・吉方位へ転居した時は、最初の45日間は外泊や旅行なども避けます。
・転居の場合は、約半年間は、23時迄の帰宅と外泊は慎んだほう良い。
・良い気を得るには、相生の方位を活用します。
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方 災 |
方災とは、凶方位を用いたことから起こる災禍をいいます。
・年や月の五黄殺・暗剣殺・破れ(歳破・月破)を用いたあとに必ずでる災いです。
・相剋の方位を用いても出てきます。
・定位対中の方位も出てきます。 但し、用いる・用いないの見解があります。
具体的には
・転居や海外旅行が、気の影響を受けやすい。
・災禍は、仕事・事故・病気・様々なトラブルなど多種多様です。
・五黄殺方位を用いると、五黄土星の象意から癌になるケースが多いようです。
・暗剣殺方位を用いると、他動的な事故や事件に巻き込まれるケースが多い。
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方災が及ぶされる期間(年限) |
方位 |
期間 |
年の凶方 |
50 年 |
月の凶方 |
5 年 |
日の凶方 |
50 日 |
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5) 見落としがちな衰運時期 |
厄 年 |
五黄殺・暗剣殺の凶作用を併せ持った事象に遭遇する時期。
生命(大病や大怪我など)・財産に関わるトラブルが多い。
命と引き換えに大金を掴むこともがあるが、総じて失う。
※ 厄年 : 別項参照
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空 亡 |
空 亡は、別名 天中殺 とも言います。
天の加護が無い期間とされています。
新たな取り組み、新規事業や法人設立、婚姻など、新規の事柄を行っはいけない時期。
最初は好調に思えても、些細な失態を重ね、最後には取り返しが付かなくなる。
スムーズに決着しない取り返しのつない大失態や倒産、離婚などに行き着く。
※ 空亡 : 別項参照
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共通する事柄 |
厄年や空乏の期間の過ごし方は、新規を慎み、注意を払いながら、下積みに徹する。
親しい間柄の人(親・兄弟姉妹)を巻き込むことが多い。
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土用 |
土用は、毎年4回あります。
期間は、立春 ・ 立夏 ・ 立秋 ・ 立冬 の前から約18日間を逆算します。
土用の期間中は、移転・転居・土起こし・建築などをしない。
また、祐気取り(方位取り)などは避けた方が良いとする期間です。
季節ごとの土用について、十二支の日で決まっています。
春 : 巳・午・酉 夏 : 卯・辰・申 秋 : 未・酉・亥 冬 : 卯・巳・寅
※土用の間日(まび)は、土用の期間の中で特別に設けられた日。
土用中は忌む、土を動かす作業をしても問題ないとされているが、ご都合主義的な設定に注意。
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土用の入りの目安 |
土用の明け |
立春 |
1月17日頃〜 |
2月(立春)前日まで |
立夏 |
4月17日頃〜 |
5月(立夏)前日まで |
立秋 |
7月20日頃〜 |
8月(立秋)前日まで |
立冬 |
10月20日頃〜 |
11月(立冬)前日まで |
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定位対中 |
定位対中の影響、
後天盤(五黄土星中宮)を元にした各九星(象意)との相生相剋を意味します。
影響が大きいのが、転居です。
祐気取りに定位対中を取り入れる入れないと見解が分かれます。
定位対冲は、「破れ」と同様との象意があるとされています。
転居などは、長く住み続ける訳ですから、、元来ある九星の象意が徐々に現れます。
祐気取りの作用は、即効性や遅効性がある場合と期間の長短があります。
吉方を取ったのに効果が薄い・超短いなどは、この影響があります。
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九星後天盤
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定位対中方位 |
本命星 |
定位対中方位 |
定位対中各九星 |
一白水星 |
南 |
九紫火星 |
二黒土星 |
東北 |
八白土星 |
三碧木星 |
西 |
七赤金星 |
四緑木星 |
西北 |
六白金星 |
五黄土星 |
中宮 |
中宮 |
六白金星 |
東南 |
四緑木星 |
七赤金星 |
東 |
三碧木星 |
八白土星 |
南西 |
二黒土星 |
九紫火星 |
北 |
一白水星 |
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三 合 |
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種 別 |
干 支 |
象 意 |
火局三合 |
寅・午・戌 |
名誉・才能・家庭・資本 *九紫火星の性格 |
水局三合 |
申・子・辰 |
子孫・子供・部下運・勤め運 *一白水星の性格 |
木局三合 |
亥・卯・未 |
発展・発達・事業・勤め運 *三碧木星の性格 |
金局三合 |
巳・酉・丑 |
金融・家庭・信用 *七赤金星の性格 |
傾斜歩の三合の見方は、プラス(+)面ばかり出てくるものではなく、マイナス(−)になる面も多分に含まれます。
傾斜方の特異性はあくまで補完的であり、その主たる性格は本命星にあり、それに傾斜の特異性をプラスし、
十二支の特徴を加味したものが、その人の性格となって出てきます。
更に、吉神・凶神の作用を加味して完全なものになります。
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