開運さんぽ

年中行事


  神社の年中行事・ほか

・歳旦祭  五穀豊穣・国民安泰を祈る

 祈年祭
 毎年 2月17日としごい(祈年)の祭りと呼ばれる。
 春の始めに五穀豊穣を祈る儀式。
 ※ 新嘗祭(にいなめさい)と対。

 紀元祭  国の誕生を祝う。

 春季例大祭
 国の安泰を祈る。 ※春分の日

 夏越の祓い
 (大祓い式)

 夏の大祓い式は、毎年 6月30日に行われる。
 半年間に溜まった穢れを祓い、無病息災を祈る儀式。
 大祓いの「茅の輪くぐり」、拝殿の茅の輪を3回くぐる。

 秋季例大祭  国の安全を祈る。

 新嘗祭(にいなめ)
 天皇陛下がその年の新穀を神様にお供えする儀式。
 秋の収穫を感謝する儀式。
  ※祈年祭と対。

 年越の祓い
 (大祓い式)

 冬の大祓い式は、毎年 12月31日に行われる。
 半年間に溜まった穢れを祓い、無病息災を祈る儀式。
 大祓いの「茅の輪くぐり」、拝殿の茅の輪を3回くぐる。
 ※神社により大晦日と重なる為、晦日30日に行う神社もある。

 除夜祭  旧年の穢れを祓い、新年の幸運を祈る。

 
 朔日参り(一日詣り)   毎月1日にお参りをします。
 御祈祷  各人の諸事情による。 ※厄払いなど。








  代表的な人生儀礼
 宮 詣
 (初宮参り)

 神さまのご加護によって無事に出産を終えたことの奉告と、子供の健康と成長そして今後のご加護を願い、初め
て赤ちゃんとともに神社に参拝することを「初宮詣(お宮参り)」といいます。

 誕生後、最初の宮参りは、男の子は31日目、女の子は33日目以降に行いますが、地域によっても異る。

 氏子の誕生を氏神に報告し、加護を願う儀式。

 初宮詣のときには、赤ちゃんに祝い着(男児は黒の紋付き、女児は友禅の晴れ着)を着せ、夫の母(姑)が抱く
のが伝統的です。

 かつては、妻の家が祝い着を調達していましたが、最近ではそういうしきたりにこだわらない方も増えてきました。
 また、何日目というのも一つの基準であって、どうしてもこの日にしなければならないというものではありませんから、
まず赤ちゃんの健康を第一に考え日取りを決めましょう。
 初節句
 誕生後、初めて迎える節句。

 ※男の子は5月5日の端午(たんご)の節句、
  女の子は3月3日の上巳(じょうし)の節句、を祝う。

 親族のほか仲人や名付け親などが招かれ祝宴が開かれ、ひな人形や

 鯉幟などが子供に贈られる。
 七・五・三
 3歳・5歳・7歳11月15日に行われる宮詣。

 無事な成長をを祈る。

 3歳頃の髪置き、5歳前後の袴着、7歳頃帯解き、を一つの儀礼にしたもの。
 成人式  晴れて大人になったことを神前で報告する意味がある。
 神前結婚式  古来の風習ではなく、大正天皇の結婚式が神前で行われたことが始まり
 年祝い  算賀祭(さんがさい)とも言います。長寿を祝い長寿息災を祝う。

  年祝い

 昔から長寿を祝う風習があります。
 これまでの神様のご加護に感謝するとともに、更に今後の長寿息災を祈願するお祭りのことを年祝い、
 あるいは算賀祭(さんがさい)と言います。
 主な年祝いは以下の通りです。
 
 還暦(かんれき) 60歳  60年で再び生れた年の干支に還る
 古稀(こき) 70歳  「人生七十古来稀也」杜甫の曲江詩
 喜寿(きじゅ) 77歳  喜の略字が「七十七」
 傘寿(さんじゅ) 80歳  傘の略字が「八十」
 米寿(べいじゅ) 88歳  米の字を分解すると「八十八」
 卒寿(そつじゅ) 90歳  卒の異体字「卆」が「九十」
 白寿(はくじゅ) 99歳  百の字から一をとれば「白」

 年祝いは、該当する年齢に達した人が自ら親戚知友を招いて祝宴を開く場合と、その子供や友人知人などが開く場合があります。

 一般に年祝いは誕生日に行われますが、別に適当な時期を選んで行うこともあります。

 中でも還暦は、生まれた年と同じ干支(えと)が61年目にめぐって来ることから、「本卦がえり」とも言われます。
 元の赤ん坊に生まれ変ったと考え、これからが人生の再出発だとして、今後の長寿息災を慶び祝うのです。

  服忌(ぶっき)について−神社本庁

 親族が亡くなったとき、身内の者は喪に服しますが、このことを「服忌(ぶっき)」といいます。

 「忌」とは故人の祀りに専念する期間、「服」とは故人への哀悼の気持ちを表す期間のことをいいます。

 戦前までは、江戸時代に定められた「服忌令」が公的な基準として用いられていました。

 この「服忌令」によると、最も期間が長いのが父母の場合で、「忌」が五十日、「服」十三ヵ月でした。

 それ以外の親族は、「親等」が離れるに従い期間が短縮されています。

 戦後、官公庁などでは職員の服務規程の中で、「忌引き」の期間が定められました。

 配偶者は十日間、父母は七日間とするのが一般的なようです。

 基本的には各地域の慣例に従っている のが現状です。

 「服忌」については、地域に慣例がある場合、その慣例に従うのが適切です。

 特に慣例がない場合には、

 五十日祭までが「忌」の期間、一年祭(一周忌)までを「服」の期間 とするのが一般的でしょう。

 ですから「忌」の期間である五十日を過ぎれば、原則として神事を再開しても差し支えないと考えられます。

 「忌」の期間中は、神社への参拝を控えますが、やむを得ない場合には、お祓いを受けるのがよいでしょう。

 以上、神社本庁、神事より。

 「忌(き)」に仏事法要(年回法要・年忌法要)があります。

  年回法要(年忌法要)
    初七日  .  亡くなって7日目
  四十九日  .  亡くなって49日目
    一周忌  .  亡くなった翌年
    三回忌  .  亡くなった年を含めて3年目
    七回忌  .  亡くなった年を含めて7年目
  十三回忌  .  亡くなった年を含めて13年目
  十七回忌  .  亡くなった年を含めて17年目
二十三回忌  .  亡くなった年を含めて23年目
  二十七回忌  .  亡くなった年を含めて27年目
  三十三回忌  .  亡くなった年を含めて33年目
   五十回忌  .  亡くなった年を含めて50年目

 法要は、何回忌まで行った方が良いのか、諸説あります。

 一般的には、33回忌までとされています。

 例えば、

  ・平均寿命から亡くなれた年齢を引いた年数までとする説、

  ・幼児や子供を亡くされた方などは、五十回忌まで供養した方が良いとする説、

   お寺で確認をし、年会法要をお願いすれば、その都度ご連絡を頂けるはずです。

 仏事

 ・お彼岸:3月の春分・9月の秋分の日をはさんで前後3日の14日間。

 ・お盆:地域により異なりますが、7月15日・8月15日(旧盆)

 ・年末年始または年始のお墓参り、

 ・年回法要、

 以上ですが、神事と仏事は、等しくされた方が良いでしょう


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