災害と防災 |
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年々上昇し続ける海水温の上昇に伴い、台風の大型化と記録的な強風や豪雨などが増えています。
また、大地震が起きた後10年前後には同等の余震が来る確率が高いという統計があります。
現在、国や地震学者などは、東海地域・南海地域での地震を警戒していますが、この2つの地震が同時に起きた時に首都圏直下地震
を誘発させかねないとする見解があります。
大型の台風では、強風・集中豪雨による冠水や河川の氾濫と土石流の発生、沿岸部にあっては高波や高潮などへの警戒。
巨大地震が再来した時は、沿岸部や河川下流域では津波への警戒、液状化現象、火山噴火の誘発などに警戒が必要です。
東日本大震災の教訓は、大地震と津波が原発事故として最悪の「レベル7・・・原子炉のメルトダウン」を起こています。
防災に関しては、住んでいる場所や地域のリスクを把握した上で行政の対応策に加えて防災への備えが必要です。
降水量が1時間当たり、50mm/hを超えると道路は冠水します。
河川の下流域での水量は、上流域の降雨量がだいたい1〜2時間後に反映してきます。
河川が氾濫し堤防が決壊した場合、水位が膝上60cm 前後が立っていられない、水位2mを超えると建物倒リスクを伴う。
扇状地形では、山間部で豪雨になり表層崩壊や深層崩壊が起こした時は土石流となり土砂が大量に押し寄せる。
大地震が起きた場合は、津波が沿岸部や河川下流域、内陸へ3km前後まで遡上するリスクを伴う。
また液状化現象も沿岸部や河川流域やもともと田畑や沼だったような土地は、液状化現象が起こりやすいと考えます。
ハザードマップで場所と地域の災害リスクを確認し、雨雲レーダーや地震情報など必要に応じて気象警報などに注意を払う。
また感染症が終息しない状況下では、感染予防と防災の両方への備えが、自分や家族を守ることに繋がります。
高齢者が過去の経験則や感染を恐れ避難を躊躇するケースがみられるようですが、まず命ありきです。
※過去の大地震などは、西暦・九星対照一覧の備考欄に記録として記載していますが、漏れ等は随時、加筆・修正を加えます。
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南海トラフ巨大地震 |
そう遠くないうちに起こるだろうとされる東南海(東海・南海)における被害想定が作成されています。
残念ながら、ほとんどの県市町村レベルでは被害を最小限に食い止めようとする防災措置が進んでいないとされています。
自分の身は、自分で守る、イザッ!という時に動ぜす適切な判断が出来るように意識し備えておくのが最良の選択ではないかと考えています。 |
南海トラフ巨大地震に都道府県別被害想定
震度分布・沿岸部津波高・死者数・避難者数・全壊建物数
中央構造線
中央構造線上に阿蘇神社・伊勢神宮・諏訪大社・香取神宮。鹿島神宮が建立されいる。
糸魚川ー静岡構造線上ににゼロ地場としてまたパワースポットとして有名な分杭峠(ぶんくいとうげ)が位置する。
宏観異常現象(こうかんいじょう)
地震の予兆を知らせる自然界に現れる現象。
日常のチェックで分かりやすい前兆としては、電磁放射で形成される雲の形状(飛行機雲)とその方向です。
電磁放射とは、岩盤がすれることで電磁波が生じ大気中に放射される現象で、かなり以前から知られています。
電磁放射は、野生動物の異常行動として現れるようですが、人に飼いならされたペットが異常を感じ取るかは期待薄だと思います。
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高波・高潮・津波 |
高波や高潮は、低気圧や台風の通過時に起こりますが、風速や風向き・土地の形状により波高が嵩上げされることがありますl。
津波は、地震の震源地が海溝部で起きた時は東日本大震災同様に強力な破壊力を伴い内陸部や河川を3km前後まで遡上しています。
波高が膝上だと足元をすくわれやすくなり、波高2m以上では家屋が流されたり倒壊のリスクが高まるようです。
海抜0m地帯は、高波や高潮や津波が起きた時は、河川の氾濫などの浸水被害を受けやすく、同時に液状化現象も起こりやすい。
高波・高潮・津波などは、大潮や強風が重なると波高が嵩上げることもあり、想定外の高さや圧力になることもある。
河川流域や海岸線沿岸部や元地盤が池や沼や田んぼ・湿地帯であった場所などで起こりやすいのが、液状化現象(上記)です。
液状化対策は、地盤改良や地盤へ届く杭打ちを伴う建物の基礎を強化する工事が必要です。
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豪雨レーダー 15時間先までの予測
河川下流域の水位は、上流域の降雨量が1〜2間後に反
映されるのことに注意しておく。
道路の冠水は、1時間あたりの降水量が約50ml以上で起こ
る。 |
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線状降水帯 |
線状降水帯は、雨を降らせる積乱雲が次々に発生してほぼ同じ場所に停滞・通過することで作り出される長さ50〜300キロ、幅20〜50キロ
の強い雨が降る細長い帯状の領域を指す。
2019年7月の西日本大豪雨や、2020年7月の九州大豪雨において、甚大な被害をもたらしている。
現在地周辺の雨雲レーダー 15時間先まで予報の確認が可能
上記図の九州北部に雨雲が連なっているのが分かる、これが線状降水帯にあたる。
豪雨が長時間にわたり降り続くため、河川の氾濫による堤防の決壊が起こりやすい。
河川下流域の水位は、上流域の降雨量が1〜2時間後に反映される為、急激に水位が上昇することに注意を払う。
また、河川下流域は、大潮などが重なると思わぬ水位上昇につながることもあり得る。
また山間部では傾斜地の地盤が緩み土砂災害が起こりやすくなる。
地盤の緩みは、数日に及ぶと思われるが地震などが重なれば崩壊の危険性は増す。
線状降水帯が、住んでいる地域上で確認された時は早期に避難をした方がリスク軽減につながる。
持ち出しリストは、本頁末尾に記載。
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耐震性能と津波荷重に対する構造計算 |
個人の木造住宅などは、柱や梁などに集合部材が使われていますが強度的には強いが粘りがないとされています。
耐える力は強いが強度を超えるといきなり折れる傾向があり、過信すると逃げ遅れる可能性もあります。
建売を購入する際や注文住宅などで営業マンや設計士ではなく、建築士資格を保有する担当者に確認すべきです。
※太陽光パネルを屋根に組み込む住宅が据えていますが、加重圧は柱にも掛かります。
巨大津波に耐えた構造物は、基礎に杭打ちを伴う鉄筋コンクリート造りが東日本大震災で明らかになっています。
津波が窓を破って浸水し調度品などを流し去ったので、あくまで建物構造物として残ったという意味です。
鉄骨造りは、壁面にALC板を使うものが多く破られた建物が多く鉄骨が残存していたにとどまりす。
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国内の活火山分布 |
地震の前後には、火山噴火が統計的に起こりやすい。
重点観測が、47火山で行われていますが、万が一、噴火した時の噴石は約2〜3km前後飛ぶようです。
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国内の原発所在地 |
2011年 3月11日、東日本大震災により福島第二原発が炉心溶融(メルトダウン)を起こしています。
地震による電源喪失と津波によるコントロール喪失が原因とされ、米空母がトモダチ作戦でとった避難距離は洋上80km 遠方です。
セシウムなど放射性物質は、神奈川県まで飛散しましたが、地形と風向きが影響します。
原発事故としては最悪LEVEL7ですが、他の原発事故に比較して人的被害が少なかったのは不幸中の幸いかと思います。
LEVEL7 : 1986年4月26日 旧ソ連チェルノブイリ原子力発電所事故
LEVEL7 : 2011年3月11日 福島第二原発事故、東日本大震災時
LEVEL5 : 1979年3月28日 米国スリーマイル島原子力発電所事故
原発の位置と設置数
活断層の分布と原発の位置
植物連鎖の流れ
放射性物資と人体への影響、及び放射性物質の半減期
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【日本語完全取説付】
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2020年、新型コロナウィルス流行と防災
感染症流行が避難行動に影響について、2020年4月にネットを通したアンケート調査によると、
2割超が「指定避難所に行かない」としたほか、1割超が「災害リスクがあっても自宅にとどまる」と回答。
避難による「3密(密閉、密集、密接)」回避については、国が車中泊やホテルなどへの「分散避難」を提示した。
しかし、過去に各指定避難所などで実施されてきた物資配給、情報伝達・共有、健康管理にどう対応するのかの新たな課題が浮上している。
避難所の感染症対策や情報伝達法などをどう確保するかがポイント。
また、 内閣府がまとめた「避難所の役割についての調査検討報告書」の冒頭の一文
避難所においては、被災者の尊厳を守る観点から、十分な生活環境が確保されているとは言えない。
床での雑魚寝、保たれないプライバシー、トイレ不足、冷たい食事など、劣悪な生活環境が現実にある。
新型コロナウィルスrの感染の終息がない中では、飛沫感染・接触感染・3蜜を避ける行動、マスクや消毒薬など必要になる。
個人レベル出来ること、行政レベルに依存せざる得ないことは、分けて対応を考え方が、不自由度は減る。
防災用品の備えは、応用が利くもので揃え最小限に抑えた1次持ち出し、2次持ち出し、3次持ち出し(中・長期)で揃える。
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被災時1次持ち出しリストと中長期備蓄リスト |
被災直後の1次持出リストと、避難が数日に及ぶケースでの持出し・備蓄品のリスト。
被災直後から、徐々に非日常的な暮らしを余儀なくされるので、段階的な備えをしておくこと。
1次持ち出し用は、緊急時の非常持ち出し品目ですから、バックパック(リュック)に収まるように応用が利く物で揃えておく。
2次持ち出しは2〜3日程度、3次持ち出しは1週間以上と考えた備えとストック場所を考えて備えておく。
下記リスト内のレ点は、感染症を踏まえた必要最小限の持ち出し品目。
・水は、1人1日2Lが必要。
・レインウェアは、空気層を作れば防寒にも応用できる。
・スマートフォンスは、連絡・情報収集手段&「ライト(アプリ)」が懐中電灯の代役を兼ねるので充電池は必需品。
※停電や暗闇の中では、不安心理が増すので「灯り」は懐中電灯やランプの代用となるものを備えておく。
・マスク(使い捨て)と消毒用アルコールとウェットティッシュ(アルコール含む)は感染予防になる。
・貴重品は、現金と硬貨を用意しておく、電子マネーは停電時は利用不可に注意!
・常用・服用している薬や処方箋は、必ず予備薬を用意し体調の変化に注意を払う。
※ トイレットペーパーは、ティッシュの代用になる。
※ ラップは、包帯や紐の代用に使えるので長いものをストックしておく。
※ ポリタンクは、折り畳み式&蛇口が付属した物が使いやすい。
※ ゴミ袋は、厚手のものが代用が利く。
※ 携帯用トイレ、ゴミ袋が代用できる。
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携帯電話やスマホ(以下、端末)のアンテナピクトが「圏外」と表示されている時は、電波を捉えていないので電源を切っておきます。
理由と原因は、
・電波を掴んでいない時は、端末が繋がる電波を探しまわり続け電池の消耗が激しくなり2〜3時間で電池切れを起こします。
・綱ががっていた場所が、圏外となるケースは基地局の停波が考えられる、停電が倒壊などの損傷による。
災害時、
・通信事業者などが公衆無線LANのアクセスポイントを手続き不要で無料開放します。
繋がる可能性がある場所は、市役所・駅周辺・キャリア店舗・コンビニ・外食などに設置されているWiFiスポット。
※0が5つ+JAPAN
・災害時、フェイクニュースの横行に注意!
まことしやかなフェイクニュースが横行します。普段通りにネットから情報収集するとフェイクニュースに騙される可能性もあります。
不安を煽るようなフェイクニュースを見極めは難しいとは思いますが、真偽を確認しフェイクニュースの拡散に加担しないことです。
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被災後の再構築の為の罹災証明と保険請求 |
罹災証明用と保険請求用の写真を撮る。
被災してしまったら、片付けをする前に、「罹災証明」用と「損害保険請求」用の写真をとっておく。
※罹(り)災証明は行政に申請するときの添付書類用、、損害保険は保険会社への保険請求する添付資料用。
保険の有無
・自動車は車両保険、火災保険は特約をチェック、ブランド家具&食器や書画骨董などは別途に保険加入が必要。
保険内容による取り扱いの有無を確認し保険会社を選択し加入しておきます。
写真は、デジカメ・スマホ・タブレットPCで撮って保存しておきます。
写真の撮り方のポイント
1、写真は、外観は建物の四方から撮り、内観んは室内の被害状況が分かるように撮る。
2、浸水した場合は、屋外と屋内(室内)で浸水の深さが分かるように撮る。
3、自動車が水没した時も同様です。
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